『春奈さんの一週間』からのRecommend!
【内容】TV番組に出演するため、ダイエット薬を飲むうちに、その薬の中毒になった主婦。そして彼女の息子と恋人も、お金を得るために麻薬売買に走り、自らの体もドラッグに蝕まれていく…。

悪夢が現実になっていく恐怖が淡々と描かれていく映画。平凡な人にこそ訪れそうなドラッグの恐怖が描かれている。
決して救いのある映画ではないが、ドラッグの恐怖を伝えるには秀逸な作品。


[遠藤　香]

『野良さんの一週間から』のRecommend!
最新オープン～ヴィンテージまで、建築・デザインで選ぶ、日本のホテルの特集です。この本はちょっと敷居が高い感じなのですが、あこがれたりデザインの参考になど多方面で活用しています。今年東京で行われたデザインイベントなどの掲載もあるのでデザイナーさんとかは読んでほしいです。

[野良]

『田村　仁志さんの一週間』からのRecommend!
マルクス経済学に関する画期的な入門書。
日ごろ疑問に思っていたお金のことがほぼ一気に解消される一冊。専門用語などわかりやすいので大人になったところで読んでみるといいかもしれません。
「金持ちばかりが得する社会に満足していたらあかん」
････読めば読むほど納得です。


[遠藤　香]

『ピンクパスタさんの１週間』からのRecommend!

最初のアルバムで、すごくはっちゃけた感じと、最初ってことで初々しい感じが入り交ざってなんとも絶妙な……。
『うそつくのに慣れないで』は秀逸です。
聴いていて、しかも恋人にふられたばっかりで、うっかり聴いてしまってボロボロ泣きました。
いいとこ痛いとこ突いてくるんです。
鼻血がでるほどダイスキです。

[ピンクパスタ]

『uさんの１週間』からのRecommend!

RIP SLYME4枚目のアルバム、MASTERPIECE。
全体を通して「適温」なアルバムだと思います。
テンポの速い曲も多くなく、派手さは無いけれど何度でも聴けるようなそんな、素敵な一枚。
そして不思議なもので、何度も聴いている内に「Mellow Morrow」や「STRANGE」などゆったりと落ち着いた曲から「Get Busy」という一番妙な曲に好みが移りだすのが面白かったりします。
HIPHOP苦手だわーと言う方も全然聴けるアルバムだと思うので是非一度。

[ u ]

『渡辺　ひとみさんの１週間』からのRecommend!

生まれてくる赤ちゃんの名前を考えようと思い、かってみました。
漢字一文字でも深い意味があって、画数もかなり重要らしいです。最近は変わった名前が多いですがシンプルで誰からも愛される名前を探すためにこれからも考えていこうと思います。

[渡辺　ひとみ]

『遠藤の一週間』からのRecommend!

米コロンバイン高校の銃撃事件を題材にして、ガス・ヴァン・サント監督がカンヌ国際映画祭でパルムドールと監督賞を受賞したセンセーショナルな一作。
生徒ごとに章立てされたユニークな構成で、見るものを引き寄せる。
題材が重いものなのでどうしても、見た後の苦しさは拭い去れないがドキュメンタリーとして見ても損傷の無い作品だと思う。
[遠藤　香]

『遠藤の一週間』からのRecommend!

少女漫画の最高峰。
マヤと月影先生のマッドさが、初刊から最終巻まで炸裂しています。
少女ならずとも各方面から楽しめる書籍です。

[遠藤　香]

『遠藤の一週間』からのRecommend!

SUPER　BUTTER　DOGのヴォーカリスト永積タカシのソロ・ユニット、ハナレグミの1stシングル。
シンプルなサウンドと、ほろ苦く切ない音作りは涙の出るような郷愁を誘います。

いつもここにある風景、懐かしい風景を一気に思い出させてくれる一枚。
[遠藤　香]

『りょうさんの１週間からのRecommend!』

－『新世紀エヴァンゲリオン』で熱狂的な支持を受けた庵野秀明が、藤谷文子の原作小説を岩井俊二主演で描く異色ドラマ。創作意欲を失くしてしまった映画監督の“カントク”が、明日を拒絶し「儀式」と称した不可解な行動を繰り返す“彼女”と出会う。
内容を読む限りでは異色で不思議でほわほわした感じ。お勧めというよりのんびりゴロゴロしながらなど「ながら」むきの映画でした。

[遠藤　香]

『れいなさんの１週間からのRecommend!』

少女漫画・おしゃれ漫画の女王となった矢沢あい。
男子には比較的受け入れがたい絵柄ではあるが、内容はかなりシビアで現実味がありすぎるほど。
私の小さいころ読んでいた本にはこんなませた内容の漫画は無かったよなーと思わずしみじみしてしまいました。少女漫画に挑戦してみたいと思う男子に一撃の一冊です。

[遠藤　香]

『ライフスライス』というサイトなんですが、サイトというよりもコンセプトをもったアートのような感じもします。内容はというと、タイトルのように生活をCTスキャンしたようにスライスして見られるのです。

10分間隔など任意の設定をしたウェアラブルナ小型デジカメを首から提げておけば、ほら自然と自分の生活が記録されてしまいます。勝手にシャッターが切られるので、意識しない風景がそこには写っていて、自分の意識してみていた風景と客観的に見た風景の違いが見られると思います。

その写真をこのサイトへアップロードすると、同じ日の同じ時間に他の人は何をしていたかという、関係のない人たちがただ時間という共通項でくくられた生活が見られるのも面白い部分です。

残念なのはこのプロジェクトが2002年とちょっと前にやっていた為、現在はすでに衰退気味な所。もっとたくさんの人たちが集まってると面白いのですけどね。興味のある方はいかがでしょうか。

[堀江　健太郎]

今回の企画もそうですが、自分はなんでもない普通の生活、他の人はどうなんだろう？と気になるものです。そんな好奇心を満たしてくれるかもしれないのがこちらの本。東京に住む42人の家計簿を覗き見といった感じの本です。どの職業はどれだけの収入なのか。貧乏なのはむしろ給料じゃなくて使い方なんじゃないかとか、いろいろ読み取ることができて、今回の企画が好きな人ならばお好きなはずだと思いますよ。

[堀江　健太郎]

今月のテーマは「私生活」。
私生活に関係した本や音楽、映画、サイトなどなどお勧めなものを掲載。
また、今月は特集で組んでいる１週間をやっていただいた人たちから、その１週間でこれはお勧めだ！と感じたものもを紹介していただきました。レビューとして、そして今回のテーマのポイントはどこなのかに注目して、お楽しみいただけたらと思います。